法人生命保険の基本

法人の節税対策に用いられる生命保険の種類として代表的なもの

経営者の皆様から、「法人が加入する生命保険については種類も活用法も色々あってとてもわかりずらい」、というお話をいただくことがよくあります。ここでは、法人が加入する生命保険の基本について、「種類にはいったいどのようなものがあるのか?」、「それぞれどのような活用法があるのか?」、「節税対策になるのはどれなのか?」という点について、まずは基本の部分をご紹介できればと思います。代表的なものとして「逓増定期保険」「(通常の)定期保険」「長期平準定期保険」「養老保険」と4つございますので、それぞれについてご紹介いたします。

 

逓増定期保険

逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは、保険金額が年の経過に従って増えていく定期保険のことをいいます。逓増定期保険の多くが支払った保険料の2分の1(※)を損金として処理することができ、課税所得を圧縮して節税をしながら、万一の際の死亡保障や将来に備えての貯蓄をすることができます。逓増定期保険では、解約した際の解約返戻金の返戻率が激しい山なりのカーブになることが多く、返戻率のピーク時を意識し、出口対策を講じる必要があります。当然のことながら解約返戻金が最も高いピークにて解約をすべきといえるでしょう。

※ 被保険者の年齢や保険期間により、損金として取り扱える割合が変わります。

(活用目的)
  • ・役員退職金の財源
  • ・課税の繰り延べ
  • ・設備投資等の将来の投資に備えての貯蓄
  • ・節税効果

 
逓増定期保険については、「こちら」にてお役に立つコラムを掲載しております。合わせてご確認いただければと思います。

定期保険

定期保険(ていきほけん)とは、保険期間の定めがあり、満期保険金がない生命保険をいいます。うち保険期間が一定要件以内のものについては、解約払戻金があるにもかかわらず支払った保険料の全額を損金として処理することができ、かつ万が一の際の死亡保障や将来に備えての貯蓄ができます。早い段階で返戻率のピークを迎える商品が多く、逓増定期保険と同様に出口対策を講じた上で、ピーク時に解約返戻金を受け取ることができるようにする必要があります。

(活用目的)
  • ・役員退職金の財源
  • ・課税の繰り延べ
  • ・設備投資等の将来の投資に備えての貯蓄
  • ・節税効果

長期平準定期保険

長期平準定期保険(ちょうきへいじゅんていきほけん)とは、定期保険のうち、保険期間が非常に長い生命保険のことをいいます。解約返戻率が高くなるため、長期平準定期は役員退職金の準備としても活用されることが多い生命保険です。支払った保険料の2分の1を損金として処理します。解約保険金の返戻率が緩やかに上がっていくことが多く、ピーク時が長いのが特徴で、非常に安定したタイプの生命保険になります。逓増定期保険や定期保険が解約のタイミングが非常にピンポイントであるのに対して、ある程度解約のタイミングを見計らって出口対策を講じることができます。

(活用目的)
  • ・役員退職金の財源
  • ・課税の繰り延べ
  • ・設備投資等の将来の投資に備えての貯蓄
  • ・節税効果

 
長期平準定期保険については、「こちら」にてお役に立つコラムを掲載しております。合わせてご確認いただければと思います。

養老保険

養老保険(ようろうほけん)とは、貯蓄型の保険であり、満期がある生命保険をいいます。保険期間の満了時には満期保険金があり、死亡時には死亡保険金があります。そのため貯蓄性が高い生命保険となり、支払う保険料は高くなります。養老保険を法人で契約する場合、受取人を誰にするかにより会計税務の取り扱いが異なります。福利厚生目的で養老保険に加入する場合ですと、受取人を満期保険金は法人、死亡保険金は役員・従業員の遺族とすることで、保険料の半分を損金にすることができます。

(活用目的)
  • ・役員退職金の財源
  • ・従業員退職金の財源

 
養老保険については、「こちら」にてお役に立つコラムを掲載しております。合わせてご確認いただければと思います。

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